持ち歩きスマホのスタメンの1台、Google Pixel 3のバッテリーが膨脹してしまいました。
購入したのは今年の1月上旬。膨脹に気付いたのは9月30日だったので、9ヶ月ほどで膨脹。
充電はPixel Standに置いての充電のみ。社外品のACアダプタやモバイルバッテリーを利用したこともなかったので、完全にハズレを引いたんだと思っています。
気付いた「9月30日」は電気通信事業法の一部の改正を翌日に控えた「安売り最後の日」だったわけですが、気付いたのも21時過ぎなので最後の安売りされているスマホへ買い換えをしようにも間に合いません。だいぶ悔しいタイミングだったので、今回は素直に修理に出すことにしました。
一晩で膨らみの変化を感じるレベル
めちゃめちゃ膨らんでました。
修理の連絡を入れる方法を確認するなどしつつ、膨らんだ状態はその相談でも必要になるだろうと考え撮影したのが1枚目。
翌日になってPixel 3を手に取ったときに、前日以上に膨らんだように感じ撮影したのが2枚目。
赤丸で印をつけた場所がわかりやすいのですが、実際にバックパネルの浮きは広がっているため、一晩でさらに膨脹したか、その膨脹に耐えられずバックパネルが剥がれつつある状態になっていました。
修理の申込
Pixel 3の修理申込方法ですが、筆者はNTTドコモを介して購入しているため、通常であればドコモショップ等を通じ修理に出すのが定石です。
しかし、状況が状況だけに「一日でも早く修理できる方がいい」とも考え、Googleのサポートも同時に調べました。
修理の相談、申込については上記のページから。日数にして修理完了までに7~10日ほどかかるとのこと。
ドコモショップを通しての修理でも日数は同じか、それより少し長いくらいを案内されたでしょう。
また、1日でも早く直したいため、加入中のケータイ補償サービスを利用しての良品交換も考えましたが、この時点で既に深夜となり、チャットや電話でのサポート時間も過ぎていたため翌日にまた考えることに。
起きてみるとGoogleのTwitterアカウントに拾われリプライが送られてきていました。
リプライの内容の通り、アカウントをフォロー後に連絡、以後はDMとメールでのやりとりになりました。
あくまでも予想ですが、GoogleのTwitterアカウントに拾われず自分で連絡を入れた場合でも同様の対応になったはずです。
DMとメールではPixel 3の製造番号(IMEI)や購入した時期、購入店舗(経路)、膨らんだ本体の写真を送るだけ。
今回は購入から9ヶ月しか経過していないこと、つまり保証期間内であることなどを加味し「良品交換」で対応頂けることになりました。
良品交換は到着時に元端末と引換ではなく、別途回収が来るそうです。(本稿執筆時点では回収スケジュールが未確定)
交換品は香港から
さて、やりとりの結果として良品交換になったわけですが、Pixel 3の交換品は香港からの発送でした。
サポートへの連絡は10月1日。10月2日の晩にはGoogleのサポートから、自動的に交換品を発送した旨のメールが届き、土日を挟んで10月7日に手元に届きました。
ヤマトの国際宅急便で香港からの荷物が通常3~4日とアナウンスされているため早くもなく遅くもなく。いや、むしろアナウンス通りなのはもちろん、預かり修理であればもっと時間がかかっていたはずなので早かったと言うべきでしょう。
膨らんでないPixel 3と比較
比べてみると膨らみ具合の酷さがよくわかります。
背面だけでなくディスプレイ側もバッテリーが膨らんだことでたわんでます。
タッチパネルに指先で触れて膨らみを感じるほどで、膨らんでからの一週間に起きたトラブルとしては
・いつの間にか再起動
・タッチパネルの動作不良
などが起きていましたし、振り返ってみると8月頃からいつの間にか再起動していて、Always on Displayで表示されているはずの通知が表示されず不在着信に気付かないようなことが何度かありました。
気付いたきっかけも純正のファブリックケースが浮いているように見え、一度ケースを外してやっとここまでの膨脹になっていることに気付きました。
もしケースを付けていなければもっと早期に気付けたかもしれません。
何はともあれ、無事にバッテリーの膨脹したPixel 3はGoogleの迅速な対応で良品交換されました。
バッテリーが膨脹すると発火・発煙の危険性が高まるのはもちろん、バックパネルが浮いてしまったことで防水・防塵性能も担保されません。
Pixel 3は割と気に入って使っている1台なので、これで安心して使い続けることができます。