NTTドコモ arrows Tab F-04Hの気になる本体代と月額をチェック

ケータイ

すっかり忘れていました。
NTTドコモ 2016年夏モデル最後の一台、arrows Tab F-04H が7月29日に発売されました。

arrows Tab F-04H はお馴染み、富士通arrowsシリーズのタブレットで、先代であるARROWS Tab F-03G から一年半~二年ぶりの同シリーズの最新型タブレット。
10.5インチ・発色の豊かな有機ELディスプレイに、防水防塵をサポート。
新たに虹彩認証の「IrisPassport」でセキュリティ面を強化し、防水タブレットの利用シーンに多い「不安定な場所に立てかけて使う」場面でも倒れないように本体側面には「grip edge」という滑り止めが用意されるなど、使い勝手の面で大きく進化しています。

arrows Tab F-04Hのスペック(抜粋)は以下の通り

arrows Tab F-04Hのスペック
OS Android 6.0 Marshmallow
CPU Qualcomm Snapdragon 808
1.8GHz デュアルコア + 1.4GHz クアッドコア
RAM 3GB
ROM 32GB
画面サイズ 10.5インチ
画面解像度 WQXGA (2560×1600px)
メインカメラ/フロントカメラ 約810万画素/約240万画素
バッテリー容量 6,000mAh
TV機能 フルセグ・ワンセグ対応
おさいふケータイ・NFC NFCのみ対応
防水・防塵 対応

本体価格

本体代金・月々サポートは新規契約・機種変更、すべてで同一となっています。
MNPでも同一金額で月々サポートが設定されていますが、arrows Tab F-04Hは音声通話に非対応であるため通話目的で他社からのりかえて購入しないように注意。

一括 分割(24回)
本体価格 82.994円 3,456円
月々サポート 54,432円 2,808円
実質負担額 28,512円 1,188円

実質負担額は約3万円。
高性能なヘキサコアCPUに高解像度の有機ELディスプレイ、防水防塵対応と考えればかなり安価。
市販されている3万円前後のSIMフリータブレットの場合、防水防塵には非対応ですし、搭載CPUもローエンド~ミドルクラスのクアッドコアCPU搭載機種がほとんどです。

なお、一括払いであっても月々サポートは24回に分けて毎月の料金に適用されるため、上表の20,736円の実質負担額にするには機種変更をした月を含む25ヶ月間、本機の利用をしなければならないのでご注意を。
※最初から2万円で購入できる!というわけではありません。

また、データパックが「データSパック(毎月2GB)」または「シェアパック5(毎月5GB)」に加入中のシェアグループ回線は上記月々サポート額から二年間の総額で10,368円、月々432円が減額となってしまうので要注意。

月額料金

上記本体代金を踏まえた上で、複数パターンでarrows Tab購入時の月額料金をまとめました。
各プランの月額料金はすべて税込です。
(各種プラン利用量の合計)-月々サポート-本体分割代金=月額料金 の計算方法で算出しているため、実際の請求額とは消費税の課税計算方法により、数円~数十円の差が出る可能性があるため予めご了承ください。

単体回線

既存でドコモ回線を持たずにarrows Tab F-04Hを契約した場合。
または、iモードケータイ(FOMA・折りたたみ等)を使用中で、それと通信量をシェアするような料金プランが選択できないような場合は以下の月額料金が発生します。

データプラン(スマホ・タブ)
基本料金 1,836円
ネット接続料
(spモード)
324円
データ定額料 3,780円
データSパック
5,400円
データMパック
月々サポート ▲1,836円 ▲2,268円
本体代金(24回払) 3,456円
合計金額 7,560円 8,748円

シェア子回線

既にドコモのケータイ、スマートフォンを利用中で、二台目としてarrows Tab F-04Hを購入した場合、セットプランとして「シェアの子回線」に設定できる場合の月額料金は以下の通り。
(シェア子回線と書いていますが、二台目プラスの場合も同一)

シェアパック10以上の子回線 シェアパック5の子回線
基本料金 1,836円
ネット接続料
(spモード)
324円
データ定額料
(シェアオプション)
540円
月々サポート ▲2,268円 ▲1,836円
本体代金(24回払) 3,456円
合計金額 3,888円 4,320円

シェア子回線であってもシェア親回線のデータ定額プランに応じて月々サポートが減額されます。
よって、シェアパック5、またはデータSパックの場合、親子2台合計で約1,000円減額に。
もちろん使用状況にもよりますが、ケータイ・スマホ+タブで2台以上をセットにする場合、データMパック以上を組み合わせた方が総合的なお得感が感じられるかもしれません。

まとめ

今夏モデルでは唯一のタブレット、arrows Tab F-04H。
富士通ならではの使い勝手の工夫は確かに良い!と思うものが多く、パソコンまではいらない、だけど大画面のタブレットが欲しい、でも使い方が不安…なんて人にはオススメの一台として、上手にまとまっています。
気になる本体価格も二年間使い通した場合の実質負担が3万円以下とお買得に設定されていますし、タブレットであれば二年以内にスマホほど酷く陳腐化してしまうこともないですから、全部入りのタブレットを検討中であれば、十分に買いでしょう。

余談ですが、かつてドコモで提供されていた「プラスXi割」という2台以上をセットにお得に使える割引サービスがありました。こちらを今でも利用しているユーザー向けにdポイントの特別還元や特定機種の割引クーポンが配布・付与されているようなので、お手紙の届いている人は購入を検討してみるのもアリではないでしょうか。

なお、機種変更でarrows Tab F-04Hを購入する場合、事務手数料の2,160円が免除されるドコモオンラインショップでの購入がオススメです。