10月17日より店頭発売も始まったHTCのSIMフリースマートフォン、Desire EYE。
発表、発売、ともにかなりの盛り上がりをみせ、多くのガジェット好き・モバイラーが早速入手してこれはいいぞ!!と言っている話を見聞きします。Androidスマホのメーカーとしては老舗、またヘビーユーザーにはお馴染みのメーカーの機種が、回線契約の縛りなく入手できるようになった事はかなりプラスに受け入れられたようです。
当サイトでは以前ちらっと書いたHTCのブロガー向けイベントの参加特典である実機が届き、かれこれ3週間近くいじり倒しているので数回に分けて簡単にレビューしていきます。
まずは定番ですが、改めて本体の簡単なレビューから。
やはり特徴的なのはマットな質感のツートンカラーのボディ。
これだけでも「あのスマホ、なんだろう?」と注目を集めるのではないでしょうか。
Desire EYEの最もたる売りは「自撮り
また、本体の写真を撮っていて思ったのですが、今までに筆者が手にしてきたSIMフリースマホの中ではボディの工作精度は一番いいと感じました。
(もちろん、実質価格で約5万という国内で購入できるSIMフリースマホとして高級グレードに属する機種ではあるんですが)
他、特徴的な部分はディスプレイ上下の僅かなスリット。
ここはHTCのハイエンド機種ではお馴染みのステレオスピーカーですね。KDDIから発売されている「HTC J Batterfly(HTV31)」などと比較するとあまり主張しないデザインになっているので、筆者としてはこれくらい自然に搭載されている方が好きです。
おもしろいなーと感じるのはSIMスロット部分ですね。
防水モデルながらSIM、そしてmicroUSBのトレーが外装部分と一体化しており、爪を引っかけて引き出します。
ここは筆者としてはかなりポジティブに捉えていまして、防水モデルではこうしたI/Oポート・スロット部分の蓋の開け閉めによる劣化が心配になりますが、一体化して引き出す仕組みになっているので「ちぎれる」「もげる」といった心配いらずです。
防水性能確保のため、結構しっかりとハマるようにもなっているので安心して使えますね。
敢えてマイナスな点をあげるとすれば、マット塗装のボディ、特に背面は擦れた跡が残ってしまう事でしょうか。普通にポケットに入れているだけでも徐々に徐々に擦れる・テカるといった使用感が出てきてしまいます。どうしてもこういうのが気になる…という人はケースに入れて使う方がいいかもしれません。
microUSBポートも本体中央ではなく片側に寄った配置になっているため、充電しながら使うような場面では持ちづらく感じてしまうかも。
ちなみに今回お借りしたブルー系のカラー以外にはホワイト×レッドのツートンカラーモデルも用意されています。
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今回、イベント参加中に自分のテーブルにあてがわれていたカラーもブルー、そして今回お借りしたのもブルーですが、上述の「使用感」が出てくる事を考えますと、ホワイト×レッドの方が目立たないかもしれません。単純にイベントも含めると4週間くらいブルーを使っているのでレッドを使いたい!!という気持ちが強いだけかもしれませんが(w