子供のスマホに7,000円は高い?携帯料金について少し考えてみた。

先日「スマホ代、半数以上が毎月7,000円以上の支払い 子どもを持つ家庭でも相当の負担に | BLOGOS」という記事が公開され、それなりにネットでは月額料金について盛り上がっているので、元携帯屋的視点で一本、書いてみようと思った次第。

上記記事より

ソニー生命保険が3月13日に発表した教育費に関する調査結果(調査期間 2月15日~16日)によると、大学生以下の子どもがいる20歳~69歳の男女1,000名に聞いたところ、親が子どもの携帯・スマホの代金を「支払っている」と回答した人は、52.3%だった。そこで、「支払っている」と回答した親に、1カ月あたりいくら支払っているか具体的に聞いたところ、その平均額は1人当たり月額7,558円だった。同時に調査した、学校以外の教育費への平均支出額は、1人当たり月額で9,757円。子どもの携帯・スマホ代が、親にとって相当の負担になっている様子が分かる。

とあるんですが、果たして約7,000円〜8,000円/月、という子供に持たせる携帯電話の料金は高いのでしょうか?

主要三社のiPhoneの月額をまとめてみる

まず、NTTドコモ、au、Softbank、同じ機種の取扱をしている主要三社の月額料金をまとめてみました。
一番お馴染み、わかりやすいという事で今回は「iPhone6 16GB」で試算しています。

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本当にミニマムで算出していますが、冒頭にてご紹介した記事の平均額とそこまで変わらない金額になりました。

ガラケーの月額って、どんなもんだったけか

スマートフォンが出てきた当初
 「スマホはガラケーに比べると月額が高い」
 「本体代金が高額」
という話が結構話題になった、そう思っているせいで手を出せなかった、という人は多いのではないでしょうか。
販売現場でもお客様からそういうお声を頂き、料金のご案内を行う事でご納得頂き、スマホに買い換えるお客様が本当に多いんですが、丁度今回のケースも「そういう思い込み」があるのかな?と思いましたので、ガラケーの料金プランを以下にまとめました。

なお、今回のモデルケースになって頂くのはこのケータイ。

Jpeg

「Cyber-Shotケータイ SO905iCS」です。
2008年2月15日発売。筆者にとっては思い出深い、または今でも気に入っている携帯の一つです。
今回、この機種を選定した理由として「本体代金が分割払いで買えた機種」だからです。
今のスマートフォンの料金プランも、ドコモで言えば905iシリーズ以降の「新販売方式」のベースとした料金体系になっていますので、比較対象として的確かと思います。

では、このSO905iCSの当時の月額料金です。

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本体価格も一括で5万円を超えていた為、分割払いで購入する人がほとんどでした。
今も昔も学生の連絡のやりとりは「テキスト主体」の「メール」または「LINE」が多いでしょう。
当時も通話はほとんどしない、メールをどれだけ使っても定額で…と親御さんからご相談頂く事が多かったので、基本料金は当時最安の「タイプSSバリュー」に、パケット定額サービス「パケ・ホーダイ」を適用した金額で算出みました。

月額ですが、こちらで6,300円。
上のiPhoneの月額の表と比較して、同じドコモ同士でも「200円」しか違いがありません。

では、何故、子供の携帯代(スマホ代)が高く感じるのでしょうか。

親があまり携帯に「機能を求めなくなった」から

親御さんの世代にもよりますが、子供が大きくなってくると「保護者会」のような親同士の付き合いも薄れてきます。
また、年齢についても大変失礼な表現かもしれませんが老いてくるため、携帯電話に求める機能も「最低限の電話、メールが使えればいい」という考えになってきます。
中には家族の連絡にはLINEを活用しているとか、昔から仲のいい友人知人・ママ友でLINEを使ってます!とか、スマホがあった方が便利・必須の場合もありますが、以前に比べると「エントリー向けの機種でも十分だと感じる」事が増え「用途も限定的になった」のも併せ、携帯電話に掛ける月額が低下している事実があります。

以下、本当に最低限で利用した場合のガラケーの月額です。
比較が面倒くさいので、今回もドコモで算出しています。

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という感じで
 「今の機種に不満を感じていない」
 「通話も家族間ばかり、たまの友人との連絡はメール、または電話がかかってくる」
みたいな、現在40〜50代くらいの親御さんにありがちな月額って
 ・タイプシンプルバリュー … メールは使い放題(Webは別途パケット代発生)
 ・本体代金 … 今の機種で不満がないため、2年以上利用。分割払いも終わってる
となりまして、かなり安くご利用頂いている事が多いんです。
この月額と比較してしまうと、確かに子供に持たせる携帯がスマホでも、ガラケーでも、LINEを使うだけであってもパケット定額は必須になりますから、高く感じてしまうのかな、と思った次第です。

まとめ

この料金の比較は、親御さんたちにとってはどう目に映るのでしょうか。
「子供が使うモノだから、もっと安く、最低限”持たせてる”に見合った金額にしたい」
という気持ちと
「しかし、子供が携帯を持ってやりたい事は周りと仲良くするのに必要なので仕方がない」
の、せめぎ合いで、致し方なく7,000円前後の金額を支払っているんでしょうか。

しかしお父さん、お母さん、今から10年前、携帯で「必要のない機能」にもっとお金、かけていませんでしたか?どうせマナーモードなのに、着信音やら、色々毎月課金してダウンロードしていませんでしたか?

色々な事を考えると、この金額、月額について、なんとなく捉え方が変わってくるかもしれません。
もちろん、安い方がいいんですが、ね。

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