フロストガラスが格好いい、Xperia Z5(SOV32)の外観をチェック

ケータイ

本日KDDIから発表されたXperia Z5(SOV32)の実機を早速確認してきました。
細かい話も面倒なので、とりあえず外観の雰囲気がわかればな、と。

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本体デザインについてはほぼ今までのXperiaを踏襲しています。
画面上下のスピーカーの開口部分はXperia Z2以前に戻ったような、ベゼルに沿う形に戻っています。

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Z5のデザイン面での特徴はXperiaシリーズで初めて採用された「フロストガラス」
さわり心地は磨りガラスのまんまですね。
今までのXperiaシリーズのつやつやな背面ガラスから質感の変更だけですが、だいぶ印象は変わります。
なお、マットになったおかげで指紋のべたべた具合は目立ちづらくなっていますが、触れた事はわかる程度には汚れますし、適当なクロスで拭いてもイマイチ汚れが落ちません。このあたりはマット塗装されている他の機種でもある事なので、こういう質感の宿命なんですかね。

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本体正面から、向かって右側サイド。スリープボタン、ボリュームボタン、カメラ(シャッター)ボタン、と並んでいるのも今まで通り。
スリープボタンは売りのひとつである「指紋認証」に対応し、今までの丸形から形状が変更されています。
指紋認証の速度自体は速いんですが、センサーを内蔵した事でぶつかって壊れることなどを考慮してか、フレーム部分より僅かに凹んだ配置となっています。触れれば解除されるため、画面をダブルタップでスリープ解除→触れてロック解除という一連の操作に慣れてしまえば気にならないかもしれませんが、少々押しづらくも感じました。
Xperiaのインターフェイスとして、右側に寄ったこれらのボタンですが、スリープボタンのデザイン変更・機能変更に伴ってボリュームボタンの位置は若干本体下寄りに。親指でこのボタンを操作するには気持ちつらい部分がありました。
また、カメラ(シャッター)ボタンが従来モデルより少し遊びのある作りになってます。半押しAFがしやすくなったと評価もできますが、チャカチャカと部品が遊ぶような押し心地にもなっており好みが別れそうです。

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向かって左側と下部。
こちらはZ4とほぼ一緒ですね。刻印で「XPERIA」と入っていますが、元SONY VAIOのファンとしてはここがルミナスロゴとか、ダイヤモンドカットとかされて、もうちょっと煌びやかになんかなっていると格好良かったのに…なんて思ったり。

Z5はなんか尖った?

持った感じ、細かい寸法値はともかくとして、Xperia Z3、Z4、そしてZ5と大きな変化もなく変わらないだろう…と思っていたんですが、やけにXperia Z5は手に刺さる感じがしました。なんでだろう…?と目を凝らして本体を見たところ、気付いた事が一点。
フロント、リア、共にガラスパネルがフレームよりも僅かに凹んだ位置に配置されています。写真じゃちょっとわかりづらいかな…とも思いますが、筆者の持つレンズで寄れるだけ寄って撮ってみました。
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最近流行の「落下時にガラス面が凹ませてあるので、直接的なダメージを防げます」的な感じなのでしょうか?サイドフレームにアルミを採用した結果、この作りにするとエッジの曲面処理には本体サイズ(特に幅)を大きくする必要があるので、ギリギリまで詰めに詰めて取捨選択した結果なのかもしれません。
サイドフレーム自体、Z3やZ4と比較すると角張った形状になっていますので、Z2に持った感じは近いかも。

まとめ

というわけで、Xperia Z5(SOV32)の速攻フォトレポートでした。
ベンチマーク&温度あたりも測るチャンスを頂けたので、これについてはまた別のエントリーで。

おまけ

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Z5からカメラ画素数があがっているので、ちゃっかりカメラ部分の画素表記も増えてました。