「気になる」が「欲しい」になる。ASUS ZenFone 6の魅力を知れる「A部ツアー2019」レポート -「A部ツアー2019」sponsored by ひかりTVショッピング

ケータイ

ASUS JAPANのファンコミュニティ「A部」のイベント「A部ツアー2019」に参加してきました。
20日に国内で発表されたばかりの「ZenFone 6」らにフォーカスを当てたイベント内容になっています。今回は東京会場の模様をレポートとしてお送りします。
なお、今後は大阪、名古屋、博多、札幌でも同イベントの開催が予定されています。そちらに参加予定の方にはネタバレになってしまうので回れ右がオススメ。それ以外のZenFone 6が気になっている人は、是非最後まで読んで頂ければと。

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ZenFone 6のスペックをおさらい

イベントの模様をお送りする前に、ZenFone 6のスペックをおさらいしておきます。

モデル名 ZenFone 6 ZenFone 6 Edition 30
型番 ZS630KL-BK128S6
ZS630KL-SL128S6
ZS630KL-BK256S6
ZS630KL-SL256S6
ZS630KL-BK30ASUS
本体カラー ミッドナイトブラック
トワイライトシルバー
マットブラック
CPU Qualcomm Snapdragon 855
メインメモリ(ROM) 6GB 8GB 12GB
ストレージ(ROM) 128GB 256GB 512GB
UFS 2.1
外部ストレージ microSDカード (最大2TB)
ディスプレイ(画面)サイズ 6.4インチ
[解像度(2340 x 1080px)]
IPSディスプレイ
メインカメラ デュアルカメラ搭載(インカメラ併用)
4800万画素(標準)
1300万画素(超広角)
バッテリー 5,000mAh
サイズ 159.1 x 75.4 x 9.2 mm
重さ 190g
OS Android 9.0 + ZenUI 6
その他 USB Type-C
ステレオスピーカー
急速充電18W
背面指紋センサー
イヤホンジャック
トリプルスロット
顔認証

今回、日本向けとして発売されたのはASUS設立30周年を記念する「Edition 30」を含む3モデル・5SKU。
各モデルの違いはRAM・ROMの容量。Edition 30は本体カラー・バックパネルのデザインに違いがある他、パッケージが専用のものになっている他、保証サービスが12ヶ月から30ヶ月に延長されるなど「記念モデル」らしい変更点もあります。

大ボリューム。話題の尽きないZenFone 6の紹介プレゼン

ASUSのイベントといえば阿部さん。先日のZenFone 6の発表会でも大役を務めていましたが、A部ツアーでは先日の発表内容だけでなく、A部のイベントに集まるコアなユーザーでも「おお!」となる情報をひっさげての登壇です。

ここからはスライドの写真を中心に、ZenFone 6の魅力や隠れた機能について会場で語られた内容をご紹介していきます。

やっぱり売りは「フリップカメラ」

ZenFone 6の最も特徴的な機能は180度回転する「フリップカメラ」。

約4800万画素のメインカメラと約1300万画素の広角カメラの二つを搭載し、180度回転することでインカメラとしても利用できます。
もちろん、高速なAFを可能にするレーザーAFや自然な発色となるデュアルレンズフラッシュも搭載しています。

フリップカメラ最大の利点はメインカメラの高画質、高性能をインカメラでもそのまま利用できること。
ディスプレイの上部など限られたスペースに設置されるインカメラは、どうしてもセンサーサイズやレンズ枚数に制約が多く画質や機能に満足できない機種も多くあります。
ZenFone 6のフリップカメラであればフル機能のカメラをインカメラで利用できるため、スライドに書かれている通りインカメラでも高画質な4K 60fpsでの動画撮影や電子式手ぶれ補正といた機能を利用できるため、単純に高画質な自撮りが行える以外にも動画配信に使うワイプ映像を撮影するような用途にも便利に利用することが可能です。

余談ですが「カメラが回転してインカメラとして利用できる」機種は2002年に発売されたau向けのフィーチャーフォンのA5303H、海外向けのスマートフォンでは2014年にOPPO N1、今年はSamsung Galaxy A80といった機種もあるため回転機構としては特別珍しいわけではありません。

しかし、オートで回転すること、後述するフリーアングルでの撮影や回転機構を活かした様々な撮影方法、そして重力やジャイロセンサーまでもカメラユニットとして回転させてしまう構造は他のスマートフォンにはないZenFone 6の魅力やASUSの技術力が垣間見える部分でしょう。

また、今回のイベントの最中に参加者の多くも楽しんでいたのがパノラマ撮影。
スマートフォンのカメラでパノラマ撮影が当たり前に行えるようになって久しいため、機能そのものの目新しさはありませんが、ZenFone 6ではカメラが勝手に動いて撮影してくれるため、簡単・スムーズにキレイなパノラマ撮影を楽しむことができます。
従来のスマートフォンのパノラマ撮影は撮影者自身が動いて撮影する必要があり、その際に水平・垂直軸が動いてしまうとキレイなパノラマ写真にならないといった弱点がありましたが、ZenFone 6のフリップカメラであればその心配がありません。

さらにこのフリップカメラの活用方法としてイベント中にフォーカスが当たったのがフリーアングルでの撮影です。
俯瞰撮影など、少し無理な姿勢・握り方でないと撮影できないような場面でもZenFone 6のフリップカメラならばフリーアングルでカメラを動かして撮影できるため、今までよりも簡単に、今まででは思いつかなかったような写真が撮れるのはデジカメ代わりにスマートフォンを活用するシーンの多い人ほど響くはず。

筆者自身も少し前まで愛用していたソニーのAマウントカメラを選んだ最初のキッカケの一つに当時はまだ珍しかったチルト・バリアングルの液晶ディスプレイの存在でした。今まで撮影でしんどさを感じていたローアングルや俯瞰での撮影が楽になれば…!と手にして以来手放せなくなってしまったため、スマートフォンでも近い撮影スタイルで写真を撮れるのはかなり惹かれるものがあります。

その他、多彩な撮影機能のひとつとして、ZenFone 4以降から搭載されている広角カメラもアピールされていました。
今年になって他社スマートフォンでも広角カメラを搭載する機種が増えています。筆者もXperia 1を購入しており、そちらに搭載された広角カメラは特に風景撮影ではダイナミックな絵が撮れることが楽しいですし、実際にそれが売りになっています。
スマートフォンのカメラは気軽に使えることが強みだと考えています。印象的な写真を残せるのはズーム機能よりも広角カメラで、それも実際に使っていて楽しいですし、よりダイナミックなパノラマ撮影が簡単に行えるZenFone 6は風景向けには最強のスマートフォンと言えるかも。

もちろん、基本的な撮影機能としてZenFone 5から搭載されたAIシーン判断も継続して搭載されていますし、よりキレイに撮影できるようになった夜景モードもアピールされていました。
ZenFone 6からの新機能としてはより強化された「HDR++」。逆光など、撮りたいものが黒潰れしてしまうシーンでは自動的にHDRがオンで撮影されてキレイに撮れる!というのはスマートフォンとしては当たり前の機能ですが、これをさらに強化した機能です。

注意点として、HDR++は撮影画面からオンにしないといけないことは覚えておきましょう。
HDRは「露出の違う写真を複数枚撮影し合成する」という仕組みなので、動く被写体に対して使用するとブレた写真に仕上がってしまうのが弱点。より明るく合成するには被写体ブレなども起きやすくなるため、常にHDR++で撮影していると「明るいのにブレている」ような写真ばかりを防ぐためだと考えられます。
通常のHDR、そしてHDR+でも満足いかないときに使う最終兵器として、HDR++を利用すると覚えておくとZenFone 6のカメラにより満足できるはずです。

性能怪獣の再来かも

ZenFone 6の売りはカメラだけではありません。
基本仕様として、CPU・チップセットにはQualcommの最新チップセットSnapdragon 855を搭載。
メインメモリ・ストレージも最下位モデルでも6GB・128GB、30周年記念モデルでは12GB・512GBと他社フラグシップに負けないハイパフォーマンスなスマートフォンとして仕上がっています。

また、この高パフォーマンスをより最大限に発揮できる「AIブースト」も搭載。
AIブーストがオンの状態であればパワーが必要な場面でCPUを高クロック動作させることで最大で15%ほど高速な動作が行えるようになっています。同機能は先代のZenFone 5やROG Phoneにも搭載されており、自作PCやゲーミングといった市場で支持される同社らしい機能と言えるでしょう。

実際にAIブーストのオン・オフでAnTuTu Benchmarkを実行した場合、スコアには10%~15%ほどの差があり効果が出ていることがわかります。

さらにZenFone 6としては最上位スペックとなる30周年記念モデルでは40万近いスコアを叩き出します。
基本性能の高さとAIブーストの効果、あってもZenFone 6がフリップカメラが売りのキワモノモデルではない、2019年のASUSフラグシップモデルであることがよくわかります。

これだけ高性能ながら、税込で約7万円という価格は同社がZenFone 2発表時のキャッチフレーズ「性能怪獣」の再来と言えるかもしれません。

5,000mAhの大容量バッテリー

スマートフォンの使い心地において重要な要素のひとつがバッテリー。ZenFone 6では5,000mAhの大容量バッテリーを搭載を搭載しています。
CPUにSnapdragon 855を搭載するスマートフォンとしては「某社のゲーミングスマホの次にZenFone 6が大容量」とのこと。昨年、大容量バッテリーを搭載していることを売りにしていたGalaxy Note9でも4,000mAh、その後継モデルのGalaxy Note10+でも4,300mAhであることを考えるとZenFone 6の5,000mAhが規格外に大容量であることがわかります。

この大容量バッテリーの充電にはQualcommの急速充電規格「QuickCharge 4.0」での急速充電も可能ですが、それ以上に「バッテリーの寿命を延ばす工夫」が用意されているのもポイント。
バッテリーケアにより「100%の充電完了時間」を設定しておくことで、ZenFone 6のバッテリーが100%が続く状態を回避し、バッテリーの劣化を防ぎつつ翌朝にはちゃんと充電が終わっているといった使い勝手の良さを実現しています。

その他にも、ZenFone 6から他の機器へUSBケーブルを用いてのバッテリーシェアも可能。
他社に増えてきたワイヤレスでの充電・給電には非対応ですが、1日で使い切れないほどのバッテリー容量を活用する手立てが用意されていることはモバイラーにとっては嬉しい機能のひとつでしょう。

賢く進化したZen UI

ASUS ZenFoneシリーズ、特にナンバリングされた機種では独自UI「ZenUI」が搭載されています。
ここは少し本音を書いてしまうと、ZenFone 2~4の頃のZenUIは野暮ったさを感じるUIがあまり好みではなかったのですが、ZenFone 6に搭載されたZenUI 6は見た目がかなりブラッシュアップされシンプルになった他、APIの見直しでアプリ切り替え時の動作の高速化が図られているとのこと。

ZenFone 6の画面は6.4インチ。手で握った状態で、画面上部から通知ドロワーを下にスワイプして開くには指が届かない人も多いでしょう。
ZenUI 6のちょっとした気遣いとして、画面中央部から下にスワイプしても通知ドロワーを開くことができるなど、機能やUIの派手さよりも、上で紹介したアプリの切り替え速度の向上などUXを大事に進化しているそうです。

これはZenUIの機能ではありませんが、ZenFone 6の側面に新たに設けられた「スマートキー」。
初期設定ではGoogleアシスタントの呼び出しに設定されています。

ここは設定から割当の変更が可能。カメラ起動時にはシャッターボタンとしても利用できますし、使い込んでいくうちに「自分だけの使いやすさ」を求めてカスタマイズできるのはスマートフォンのヘビーユーザーとして嬉しい機能であると同時に、スマートフォンが不慣れなユーザーにも「ここを押せば、この機能が使える」という簡単操作にも役立ててあげられそうです。

もしもの備え「FMラジオ」も使えるラジスマ対応

発表会でも、そして今回のイベントでも注目が集まった機能が「ラジスマ」。ラジオのインターネット配信を行う「radiko」と「FM放送」の両方をZenFone 6では聴くことができます。
災害時などインターネット接続を行えない場合でもラジオで情報を入手できるのは大きな強み。

注意点として、FMラジオの視聴にはイヤホン接続が必要になります。
また、内部的にradikoアプリとラジスマ(radiko+FM)アプリは同一のものとして扱われてしまうそうです。
radikoをアンインストールした上でラジスマ(radiko+FM)アプリのインストール、設定を行うようにしましょう。

Android 10へのアップデートは早々に?

間もなくリリースされる予定のAndroidの最新バージョン「Android 10」。
ZenFone 6でも同バージョンへのアップデートを行う予定はあり、具体的にいつとは言えないけれど結構早期にバージョンアップできるよう努めているとのこと。

すでにベータテストの募集も開始されていますので、今までのZenFoneシリーズのバージョンアップよりも早期にAndroid 10へのバージョンアップが行われる可能性は高そうです。

安心機能も充実

売りのフリップカメラですが、10万回の開閉テストを実施し強度に問題がないことを確認しているとのこと。
スライドに書いてある通りですが5年間毎日28回開閉しても耐えうる強度なので、フリップカメラに故意に大きなダメージを与えるようなことがない限りは安心して利用できそうです。

また、ジャイロセンサーを利用してZenFone 6が落下した場合など、フリップカメラにダメージが加わりそうな場面では自動的にカメラを閉じるようにもなっているため、クリティカルなダメージを極力回避するような作りにもなっています。

その他の堅牢性を謳う部分としては、ディスプレイのガラスはCorning社のGorilla Glass 6を採用。
Gorila Glass自体はスマートフォンでの採用例も多いガラスですので珍しさはありませんが、ハッキリこのメーカーの、このガラスを採用しているというのは割れた経験がある人には安心できる要素のひとつになるはずです。

筆者が気付いたZenFone 6の気になるポイント

今回のイベント中は参加者一人一人にZenFone 6の貸出があり、スライドなどで紹介される機能をその場で試すのはもちろんのこと、色々さわりながら「こんな事もできるんだ」という発見が多くありました。
その中からいくつか、筆者が「いいな」と思ったものなどを以下にご紹介。

ダークモード対応

Android 9から対応しているダークモードにZenFone 6も対応しています。
もっともダークモードはディスプレイパネルが有機ELの場合に、発光箇所を少なくして稼動時間を長くすることが主目的の機能ですが、個人的にはこちらの方が見やすいので液晶・有機EL問わず設定して使っています。

ナビゲーションキーは3種から設定可能

Android 9から大きくデザイン・操作方法が刷新されたナビゲーションキー。ホームボタンに該当するボタンが薬のシルエットにも見えるため「ピル型」などとも呼ばれていますが、ZenFone 6では
・従来の3ボタン形式
・Android 9準拠のピル型ナビ
・ナビゲーションキーを非表示にしたフルスクリーン&ジェスチャー
から選ぶことが可能です。

ゲーム画面の配信に対応

ゲームを遊んでいる最中に便利な機能を提供してくれる「Game Ginie」が動画配信サービスと連携できるようになっていました。

スクリーンレコーダーも備えているため、GameGinieの機能でリアルタイム配信するのはもちろんのこと、録画しておいて編集してからアップロードという使い方もおもしろいかも。
フリップカメラで自撮りも行って、それぞれの動画を繋いで使うような編集をするなんてのもいいかもしれません。


かなりボリュームのあるイベントレポートになってしまいましたが、それだけ熱量のあるイベントだったということがきっと伝わったはず。
というより、まだZenBookのご紹介などの記事も別に書く予定なので、本当に1記事にはまとめられないほどボリュームの多いイベントでした。

ZenFone 6の紹介は1時間ほどの時間が割かれており、既出の情報に加え「こんな使い方がある」「こんな工夫もある」「こんな風に使ったらどうか」など、ただZenFone 6をさわっただけでは気付かないような話が盛りだくさん。
実はここも書ききれない中から「特に気になった情報」をピックアップしても、これだけのボリュームになってしまいました。

そんな魅力たっぷりのZenFone 6はすでに8月23日から発売中。
販路によっては想定以上に売れているらしく、初回入荷分がなくなってしまっているケースもあるとか。

フリップカメラの珍しさにばかり注目を集めてしまうZenFone 6ですが、基本的な部分の完成度も従来モデルから大きくブラッシュアップされているため、これから購入を検討する一台としては大いにアリ。
スマートフォンの売れ行きは3万円前後のエントリーモデルやiPhoneなど10万円を超えるハイエンドモデルに二極化していますが、その中間の価格で「みんな丁度いいと思える一台」にまとまっているのは間違いないので、ぜひ一度手に取って試してみることをオススメいたします。

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