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Clubhouse

ここ数日で突然話題になった「Clubhouse」の招待を友人から受け取ったので早速登録して使ってみました。

「Clubhouseってなんぞや」という人に向けて先に簡単に説明を行うと「音声版Twitter」なんて呼ばれている今注目されているSNSです。

いや、音声版Twitterってなんやねん、と思いますよね。僕も思いました。それは実際に使ってみるとわかるんですが「確かに音声版Twitterだ」と。

そんなClubhouse、使ってみてどうなの?という話をつらつらと書いていきます。

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何をしたらいいかわからない

Clubhouseに登録してまず最初に思ったのが「何をしたらいいかわからない」ということ。

「どんなサービスか」と、先行して利用している友人らからは
 ・著名人らが話しているものが聴ける
 ・なんかラジオ聴いてるみたいな感覚
なんてことを聴いていたので、登録すればPodcastに無数に用意されている番組を視聴するように利用できるのかと思いきや、そうでもないのです。

一応、申し訳程度に利用開始した直後にいくつか誰かが配信しているものがホーム画面には表示されますが、あまり興味のないジャンルだったり、配信のタイトルが英語や並ぶアイコンも外国の人だったりと「これは開いても意味がない」というものばかり。

実はこれが「音声版Twitter」と言われているClubhouseの仕組みに起因するところなんですが、それは実際に使っていかないと「なるほどな!」とならないわけです。

友人や著名人をフォローしよう

Clubhouseに登録した直後、右も左もわからず、前述の通り求めているようなコンテンツがないと感じたときに真っ先に行うべきは「友人や著名人をフォローすること」です。

というのも、ホーム画面に並ぶトークルームは
 ・フォローしている人の配信
 ・フォローしている人が参加している配信
なので、誰かしらフォローしてみないことには自分の趣味嗜好に合ったトークルームはホーム画面に並ばないのです。

Twitterもホーム画面(タイムライン)に並んでいるのは、自分がフォローした友人や著名人の発信です。
それと同じで、Clubhouseのホームに並ぶのも「フォロー中の人」が参加しているトークルームに限られます。

会話を覗く感覚

またしてもTwitterを例えにするとわかりやすいんですが。

例えばフォローしている友人Aと友人Bのやりとりが、タイムラインに表示されているとします。
Clubhouseでもフォローしている友人Aが作成したトークルームに、友人Bが参加して何か話しているのを見るではなく「聴く」わけです。

これがTwitterなら、そのやりとりを見て「自分も参加できるな」と思ったときにリプライを送りやりとりに混ざるところ、Clubhouseも同様に「自分が参加できるな」と思ったときは、そのトークルームに音声で参加する、という仕組み。

つまり、Twitterにおける「リプライツリー」や「スレッド」が、Clubhouseにおける「トークルーム」。
また、Twitterにおける「リプライ」が、Clubhouseにおける「音声での参加」と考えると、テキストと音声という違いはあれど、コミュニケーションには「まずフォローすること」から始まるのは同じということですね。

みんなの話がおもしろい

なので、Clubhouseはまず友人や著名人など、普段他のSNSで自分の好きなジャンルについて発信している人をフォローすることを真っ先に行うべきです。

そして彼らをフォローしていくと、何かしら自分が興味のある話題を発信するトークルームがホーム画面に並びます。

あとはこれを適当にタップして聴き始めれば即席のラジオ番組です。
まさに「聴くTwitter」という感じ。Podcastなんかより、かなり緩い感じの話題を聴けるので、確かにこれは「音声版Twitterだな」と。

もちろん、前述の通りその話題で気になるものがあれば音声で参加してもいいでしょう。誰が聴いているかも表示されるので、話している友人から会話に参加するようリクエストされることもあります。
そのとき、話せる状態ならばサクッと参加して話題に入っていってもいいし、自分から「俺にも発言させろ!」と話題に食らいつくべく参加を申し出てもいいわけです。

工夫を凝らした配信にも注目

「聞き耳を立てる」というと、なんとなくネガティブな言い方になりますが、Clubhouseの最初の使い方はこれでOK。
なんなら「マクドでJKが○○と言っていた」くらいの気持ちで、誰かの会話を聞いているだけでも結構楽しいです。

そんな緩い中でも、工夫を凝らした使い方がまさに「Podcastのような」といった使い方。
それなりに発信力のある著名な人なんかは、スケジュールを決めてラジオ番組のようにClubhouseでユーザーと交流できる配信を行っているものもあります。

「インスタライブ、22時からだよ!」的なノリといえば伝わりやすいのかな?

著名人Aが著名人Bをゲストに招いてトークを広げているものもあれば、著名人Aが視聴者の質問に答えると一般ユーザーを会話に参加させるような使い方も。

これも今までのライブ配信と比べると「楽しい」と感じられる理由が、Clubhouseの「引き算」に理由があります。

ここ数年で伸びたSNSの配信機能やライブ配信サービスは「テキストベースのコミュニケーション」を土台として、そこに映像と音声を組み合わせています。
なので、映像を見ていないことにはわからないことが多い。

丁度インスタライブを上に例に挙げたので、またインスタライブの話にしましょう。

インスタライブは「配信者の映像」と共に、視聴者の「コメント」を見ていないと話題についていけないことが多々あります。

例えば
 視聴者「さっきあげてた写真、めっちゃよかった!」
に対し
 配信者「でしょー!」
だけだと、画面を見ていなかった視聴者は「何が”でしょー!”なんだ?」となるわけです。すごく極端な例ですが。

Clubhouseはコミュニケーションからテキストをキレイに廃しているため、配信する側も視聴する側も、扱えるのは音だけ。
なので配信する側も、視聴者からのリアクションを気にせず自分の話したいことを話すだけ。
視聴する側も耳に入ってくる音がすべてなので「ながら」で誰かの発信を楽しめるという点が、昨今のライブ発信との違いです。

Clubhouseは「ゆるい」

なんとなくClubhouse、いや「クラブハウス」という単語から思い浮かべるのは爆音で音楽が流れサイケデリックな照明の中でパリピがウェイウェイしながらノっている様ですが、今話題のサービスのClubhouseはかなりゆるいサービスです。

ここまでにも書いた通り、音声にコミュニケーションを限定しているため「文字も映像も…」と複数の情報を追いかけなければいけない昨今の配信に比べ「ながら」で消費できるゆるさは他にない魅力といえます。

また、発信(配信)する側としてもそれがアーカイブされ後でも聞き返せるような仕組みもないため、なんとなくサクッと配信するだけにも向いています。
もちろん、何かしら視聴者側で録音機器を繋ぎアーカイブすることもできるわけですが、Twitterの「スクショしました」や「魚拓とっておきました」に比べればハードルは高いですし、その録音されたコンテンツをシェアするカロリーも高いので、Twitter以上に刹那的にコンテンツの発信と消費がされていくのは、本当にゆるいコミュニケーション、ゆるいサービスといえます。

Clubhouseはいつまで快適か、いつまでおもしろいか

最後に。

Clubhouseがいつまで快適で、いつまでおもしろいサービスか。

単純に「飽きる」ことを除けば、しばらくは快適かつおもしろいサービスだと考えています。

理由その1。
Clubhouseを利用するには
 ・iPhoneが必要(アプリがiPhone向けしかないから)
 ・ユーザーの招待が必要だから
の二点の条件があり、利用するためのハードルは最近のSNSにしては高めです。
話題にこそなっているものの爆発的にユーザーが増えるかといえば、増えづらいわけです。

理由その2。
Clubhouseの配信にはいくつかのプライバシー設定が行えます。
身内だけで楽しむ場合は「Social」または「Private」に設定することで、フォロワーまでしか参加できない、または招待した人だけしか参加できない設定が可能です。このあたりは、既存の音声チャットサービスと同じですね。
そしてフォロワーに限定しない「Open」の場合も、誰でも視聴こそできるものの、発信する側にまわるには「トークルームの管理者からの許可」が必要です。

「トークルームの管理者からの許可」かつ「Clubhouseは音声でしかコミュニケーションができない」の組み合わせがミソ。
極端な話ですが、視聴者側がテキストで「クソクソクソクソクソクソクソ」みたいなしょーもないテキストを連投することで、配信者や視聴者を邪魔することができません。
また、誰でも会話に参加できるわけではないので、途中で入ってきた人に「死ね!」とか言われる可能性も低いわけです。

こうしたClubhouseの利用・登録の仕組みと、コミュニケ-ションの仕組みによって、Clubhouseは比較的治安のいい状態が長く維持されるのではないかな、と。

また、基本的に「フォロワーが参加しているトークルーム(話題)」のみが自分のホームに表示されるため、あまり興味のないジャンルの話が邪魔してくることは稀です。

Clubhouse、結構楽しいよ

最初は「音声」や「配信」という部分に抵抗があり、話題にこそなっているものの自分には合わないだろうな…と考えていたClubhouseですが、実際使ってみると結構楽しいサービスでした。

半クローズドな仕組みも居心地の良さなのかもしれませんし、マネタイズしづらそうなUXなのも居心地の良さかもしれません。(既にイ○ハヤとかいるので、なんかマネタイズする策を大々的にやってくるのかもしれませんが)

あとは友人達が「飽きた」と使わなくなるときまでは、結構楽しめるんじゃないかなーと。
「Zoom飲み」などに比べると、時間を決めてせーの!で見聞きするにも始める必要もないので、飽きない限りはまだまだ続くコロナ禍の人恋しさを埋めるにも、丁度いいサービスかもしれません。