最高でいけ、駆けるのさ

日記

僕の夏は毎年ROCK IN JAPAN FESTIVALで始まり、ROCK IN JAPAN FESTIVAL(以下RIJF)で終わる。

正直RIJFのために生きていると言ってしまってもいいかもしれない。
初めて行ってから今回までに行っていない年もあるのでそれはどうなんだ?とも思ったけれど、毎年RIJFが終わった後はその熱気を忘れられず、帰り道はセンチメンタルな気持ちでいっぱいになるし、翌年のスケジュールが発表になったらどうやって行くかを考えるし、実際にチケットも取って行くと決まれば遠足のしおりを作りそうな勢いで計画を立てているので、RIJFに行くのが生き甲斐だというのは間違いではないはずだ。

そんなRIJF、2019は初の5日間開催となった。
3日開催ですら行く日に悩むのに、いつしか4日開催、それも2週に分割するスケジュールになって悩ましさが増したところに5日間開催になって余計にどの日に行くか悩むことになった。

かなり悩んで悩んで、今回は3日目に行くことにした。

最初にPARK STAGEでポルカドットスティングレイ。
次からラストまではずっとGRASS STAGEで、キュウソネコカミ、KANA-BOON、UNISON SQUARE GARDEN、そしてトリのBUMP OF CHICKENと2000年代以降の邦ロックシーンを総ナメしたかのようなラインナップを真夏の空の下で楽しむことができた。

RIJFでBUMPは定番といえば定番だけど、最後に僕が見たのは2008なので11年ぶり。
ワンマンでもGOLD GLIDER TOUR以来なので8年ぶり。
RIJFは2000年開催を第1回目として今回の2019は20回目の開催で、BUMPがトリに持ってきたのは1999年に発表した「ガラスのブルース」だったので、これも20周年と、数え方の違いはあれど20thで被せてきたのは本当に嬉しかった。
周りが浜崎あゆみやモーニング娘。の新譜に浮かれる中、決して演奏もうまくなくマスタリングの質も悪いBUMPのFLAME VEINを、さらに質を落とすMDLPモードでMDに録音して「俺はカッコイイバンドを今、聴いているんだ」と粋がらせてくれたBUMP OF CHICKENを久々に生で聴いて、見ることができたことは令和一発目のRIJFとしては最高だったとしか言いようがない。

もちろん、他のバンドだって最高だった。

僕が絶対に見るぞ!と見たいステージを譲らなかったのはKANA-BOONとUNISON SQUARE GARDEN。
KANA-BOONはVo/Gtの”なで肩”に勝手に親近感を抱いている、というのはともかく、疾走感あるナンバーはまさにフェス向けのバンドだと思うし、無論今回のセトリでも夏空を突き刺すようなそのサウンドに攫われるように僕も気付いたら前方で全力で腕を振って頭を振っていた。
シルエット→バトンロード→まっさらの繋ぎは最近の鉄板かな?とも思うけど、やっぱり王道セトリはフェスの1ステージの限定的な時間で、そのバンドの魅力を知ってもらうには最高の選択だと思ってる。

UNISON SQUARE GARDENはなんとなく「まだまだ新しいバンド」みたいな気持ちでいるけど、初めて聞いたのは2008年のWING TENTだったからもう11年か。
そのときはそんなに興味も持たなかったけど、2010年にカウンターアイデンティティが自分に刺さってからハマり、2011年夏の日比谷野音でのワンマンが最高に良くて。
「オリオンをなぞる」もワンマンでも久しく聴けてなかったのが、今回は聴くことができて大満足。野外でオリオンなぞれるのはその日比谷野音以来だったのもあって、なんだか色々思い出して泣きそうになったのはここだけの話。

ポルカとキュウソは同行者の希望。
どっちも「今、ノリにノってるバンド」って感じなんだろうか。ここ数年でよく耳にするバンドになった気がするし、実際ちょいちょいYouTubeやApple Musicみたいなサブスクでも適当に次にサジェストされることも多いから気になっていたバンドなのは間違いない。
「なんとなく」だったのが、同行者がいて「これを見よう!聴こう!」となるのもフェスの醍醐味。真剣に奏でられる音楽に耳を傾け身を任せ、気付いたら自分のDAPの鉄板ループにフェスが終わると新しいバンドが追加されている。

フェスって「自分の好き」と「誰かの好き」で「新しい好き」に出会えるのが本当に楽しい。
ましてやそれが自分が好いている人と音楽との組み合わせなんだから最高でないはずがない。

ああ、終わってしまった。今年もRIJFが終わってしまった。

流石に今年のRIJFを全部ずっと覚えていることはできないし、流れる時と記憶は遠くになっていくだろうし、僕の大好きなロックバンドが正しいとも限らないけれど、心に刻まれた音楽をツラいことがあっても思い出して口に出してみたらきっと多分、次のRIJFまで頑張れるはず。

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