ThinkPad X1 Carbon(5thGen/2017)に急速充電もできる。XiaomiのUSB-C ACアダプタ(65W)がいい感じ。

アクセサリ

愛用中のThinkPad X1 Carbon(5thGen/2017)の外出先での充電用にACアダプタを新調しました。
今回購入したのは中国・Xiaomi(小米)の「USB-C ACアダプタ(65W)」です。
日本国内ではすんなり手に入らないアイテムですが、大陸方面へ旅行していたshimajiro@mobilershimajiro氏に頼んで買ってきてもらいました。お値段はざっくり2,300円ほど。

というわけで、以下に簡単に開封・本体のご紹介と、実際に充電できるかを試した結果をご紹介。

パッケージはシンプルなブリスター。
下部のグレーの部分にUSB type-Cケーブルが入ってます。
なので、これだけ買えば充電したいUSB type-Cに対応した機器は充電できます。

裏面には製品の特徴や対応する出力がどないなもんかが書かれていたりと、仕様の確認ができるようになっています。

というわけで、仕様の部分で最も気になる電力的なところ。

入力については100-240V対応、50Hzと60Hzの両対応なので、日本全国、そして世界中での利用がOKです。

出力については5V・3Aから、最大は20V・3.25Aまで。
なんだか中学生の科学の授業や、高校の工業基礎(情報系学科だったので)を思い出すような内容ですが
 W(電力)=V(電圧)×A(電流)
で計算すると、最大65Wまで出力できるよ~、ということですね。
この「20V・3.25A(=65W)」に対応しているUSB type-C(USB-PD)のACアダプタの選択肢が、本当に少ないんですよ、現状。

このあたりの、USB type-C…というか、USB-PDの出力がどうのこうのって話は、はんぺん氏のブログにみっちり解説されているので、興味がある方はそちらを読んでみるといいかも。

HanpenBlog
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続いて中身。
ここまでにも書いている通り、ACアダプタ本体とUSB type-Cケーブル、それと簡単な取り扱い説明書のみ。
付属のケーブルは3Aを超える(今回であれば3.25A)ため、割と太くてしっかりしたタイプ。多分きっと、5Aとかいけちゃうやつでしょう。試しようがないので試せませんが。

ACアダプタ本体。
プラグは折りたたみ可能なタイプなので、適当にカバンに放り込んでも他の機器を傷つける心配はありません。

出力はUSB type-Cが1つだけ。
同時に複数台を充電できるような、イマドキのACアダプタではありません。まぁ、ThinkPad X1 Carbonを外出先で快適に充電できるようにするためなのでコレで良し。

ACアダプタ本体のサイズを、iPhone同梱のACアダプタと比べてみるとこんな感じ。
コンパクト!!とは言えませんが、ACアダプタからコンセントまではメガネケーブルを取り付けて…とする一般的なものに比べればコンパクトですし、MacのACアダプタと大きさは変わらないか、気持ち小さいかな?と思えるサイズ。
持ち運び用と考えれば十分に許容できます。

ちょっと気になるのは、表面がつるっつるのプラスチックなので、すぐに細かな傷が目立つこと。
充電できりゃいい、と割り切っているのでいいんですが、気になる人は気になるかも。

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で、実際に充電できたの?

できました。

ThinkPadに入っているユーティリティアプリ「ThinkVantage」で接続中のACアダプタの出力(TPから見たら入力)を確認することができます。

こちらでの表示は「65W USB-C 電源が接続されています」の表示になり、キチンと充電が行えていました。
非対応のACアダプタを接続した場合は警告のポップアップが表示されます。また、充電も給電も行われない状態になるため、接続されたACアダプタの情報はここに表示されなくなります。

まとめ

数少ない、65W(3A以上)出力に対応したACアダプタとしては、2,000円台で購入できるXiaomiのUSB-C ACアダプタ(65W)は、特にノートPCの2個目、3個目のACアダプタを探している人にとって純正以外では最良の選択肢かも。
日本国内で容易に購入できないものなので「今すぐここで買え!」とは言えないのですが、周りで大陸方面へ出かける予定がある人がいれば、頼んで買ってきてもらうといいでしょう。

筆者もこれでやっと、カバンに常時入れておけるThinkPad X1 CarbonのACアダプタが手に入り、ほっとしました。
まだまだThinkPad X1 Carbonは現役で活躍してもらう予定ですし、数年後に購入するノートPCもUSB type-C(USB-PD)に対応したものになるでしょうから、持ち歩きの周辺機器としてきっと手放せない一品になるはず。